脱煙1000日。

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突然ですが、実はおよそ1年ほど前、とある犯罪被害に遭ってしまいました。
詳細は控えますが、当時は今後の人生が立ち行かなくなるかもしれないという悲壮感から、手足がしびれ体が動かなくなるほどでした。
ほんの最近になってようやく犯人に対する怒りを感じることができるようになってきましたが、今振り返るとそうなるまでの間はうつ状態だったんだと思います。
前回の記事でもその時の精神状態には触れていますが、当時は、もしかしたら一本吸えばこの辛い感情から脱却できるのでは…なんていう考えが浮かんだりもしました。

当時は極限状態でしたので、できることといえば目の前の問題を一つ一つ無機質に片づけるぐらいでした。
しかし逆説的ですが、経済的にも身体的にも自分にとって損しか生まない「喫煙」という行為を敢えて選んで実行に移すことは、そのような苛酷な状態だからこそなんでしょうか、結局ありませんでした。
極限のうつ状態でも、ニコチン脳の支配を逃れることができました。

おかげで現在でも禁煙は続き、今日を生きることが出来ています。
なお犯罪被害については、被害を受ける前の状態に戻ったわけではありませんが、犯人は法が裁くことになりました。
ここまでこぎつけるのに、この1年たくさんのことを乗り越えてきました。
沢山のことを一つ一つ片づけるのには、スピード感・決断力に加え、苛酷な状態の中での論理的な問題解決と長期的な視点が必要でした。

もし私が禁煙しておらずニコチン脳のままだったら、これらが身についておらず、ここまでこぎつけることは出来なかったのではなかったか?と思ってます。
もちろん逆にもっとうまくできてたかもしれませんし、またこれからもまだ乗り越える山はいっぱいありますが、禁煙前には弱かった冷静さや客観性は、この先の困難も乗り越える力になってくれるだろうと確信してます。
禁煙してて本当によかったと思います。

先日、大変久しぶりに知人2人と飲食をともにする機会がありました。
飲食を人とともにする機会が久しぶりということは、たばこの煙に接するのももちろん久しぶりということになります。
もしかしたら吸いたくなるのではと危惧しましたがそんなことはありませんでした。