庭の山椒の枝から本レザーのスケールを自作

去年山椒を剪定したときの枝。

すりこ木でも作ろうかと取っておいていましたが、何の気なしにこの枝を眺めてたら、つい「これを本レザーのスケールにしてみたい」などという不埒な願望が沸いてきました。

一刀両断

まず両側面に平面を作るため、突起部分を肥後守でカット。

続いてカンナで削って、平面ができました。

そして、この木を正確に一刀両断するための冶具を製作。
以下の写真左は丸ノコ用の定規です。

先に材料の枝の両側面を平面にしたわけは、丸ノコで正確に切断するために固定したかったからです。
あて木はすべて両面テープで圧着しています。

中央の切断面に鉛筆で印を入れて、丸ノコ定規を当てて切断しました。
無事に枝を一刀両断できました。しかし残念なことに精度が悪く、切断後の左右の厚みに差が出てしまいました。

表面成型

そこで厚い方を鉋で薄くしました。

両方の厚さが同じになったところで、#80の紙やすりで均しました。

カットした2枚を再度両面テープで貼り合わせて1本にしました。
そして本レザーのスケール現物から採寸しました。
採寸元の本レザーはDOVO Prima Ebenholz(Ebony=黒檀)です。

余白をノコギリでカット。

切断部を肥後守で面取りしました。
ここでも肥後守が活躍します。

再度全体を#80→#120→#320で均しました。

オイル塗装

塗装はオイルフィニッシュにします。
以前試したベビーオイルでのなんちゃってオイルフィニッシュじゃなく、ちゃんと


こちらを買いました。

植物性油と山椒の木がブレンドされた匂いは、この上なくおいしそうでした。
見た目も椎茸のスライスを天婦羅にする前のようです。
乾燥のためこのまま一晩置きます。

ピン止め

一夜明けた翌朝。
ピンバイスで1.6mm径の穴を空けました。

アンビルとボールピンハンマーでピン止め。

完成

樹皮はもちろんこのままです。

使いながら、水回りでオイルフィニッシュの耐候性を確認していきます。

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