シティサイクル・マルキンilmetown27インチを外装6段化

シェアする

これまで子供の成長に合わせてちょこちょこ弄ったエクスプレスジュニア。
成長に合わせシートポストを長いものに交換したりしながら長く乗ってもらいましたが、子供にはこのたび別の自転車に乗り換えてもらうことにしました。

余ったエクスプレスジュニアは6段変速を活かしたいが、大人の私がミニベロのようにして乗れるかどうかなどを試そうとまずは弄ってみよう、とエクスプレスジュニアを、家族用のマルキンilmetownという27インチの軽快車の隣でひっくり返しました。
このときふと、このエクスプレスジュニア6段変速を隣の軽快車マルキンilmetownに移植できないか?と考えました。
大人の私が乗るならもちろんジュニアバイクよりは軽快車の方がいいです。

このマルキンilmetownは、家族が近所のホームセンターで1万円台で購入した27インチの軽快車です。
変速なしですが家族内での稼働率が高かった自転車です。

以前このマルキンilmetownに別の自転車の内装3段を移植しようと思い、別の自転車を廃棄する時に内装3段を外しておいたこともありました。
しかし結局その移植は断念していました。エンド幅が違っていたからです。
このilmetownのエンド幅はタイヤ装着時の実測で120mm。

今回の外装6段の移植元のエクスプレスジュニアのエンド幅を測って見ると、実測で130mmでした。
これでは内装3段の移植断念時と同じで、外装6段のハブは10mmも違うilmetownのエンド幅を強引に広げない限り移植出来ません。
いつもならあきらめるところでしたが、なぜか今回はなんの気なしにilmetownのリアナットをゆるめてみました。
すると驚いたことに、ナットが緩むのに合わせilmetownのリアエンドが広がっていきます。ナットでエンド幅が絞められ、狭くなっていたようです。
締め付けから解放されたilmetownのエンド幅を測って見ると、130mm!
これはエクスプレスジュニアの外装6段のハブのOLDと全く同じです。マルキンilmetownに外装6段を移植する障害がなくなりました。

しかし移植工程は、ホイール2本を組み替える、という私にはハードルの高い作業がまってます。
どうせそこまでやるなら、今まで全く弄ってなかったこのilmetownを、他の自転車用の取り外し部品も含め、装着可能なものはこの機会に全て移植することにしました。

BB交換

ilmetown標準のカップ&コーンBBを、 LGS-SIXから取り外していたカートリッジBBに交換します。
カップ&コーンBBのロックリングが手持ちの工具では取り外せなかったので、この工具を購入しました。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

[スーパーB]#8065 ロックリングマルチフック BB工具 [904][CBA-1]B
価格:1180円(税込、送料別) (2018/7/25時点)

左ワン用工具も購入。

工具のおかげでロックリングと左ワンは取り外せましたが、右ワンを取り外すのには一苦労。
ママチャリ改造記 -BB交換-
このサイトの通りにしたところ、

無事取り外せました。

BB取り付け部のねじ山をパーツクリーナーで洗浄し、交換するBB-UN26にグリスを塗って装着。

クランクセット交換

BB交換に続いてチェーンホイールとクランクを、LGS-SIXから取り外してとっておいたSHIMANO TX-70に交換しました。
チェーンリングが3枚ありますがもちろん1枚しか使えません。3枚のうちilmetown標準のチェーンホイールと歯数が近く、目測でチェーンラインがまっすぐそうな真ん中を使う予定です。
LGS-SIX取り外しのクランク取り付けボルトまでは保管しておいていなかったようなので、こちらの部品を買いました。

ペダルはilmetown標準のペダルが割れていたので、エクスプレスジュニア標準のVP302を移植しました。
クランクボルトもペダルも、ねじ部にはグリスを塗ってから取り付け。

2つの自転車のホイールを手組

リアハブを2台の自転車の間で交換するため、それぞれのリアホイールをばらし、組み直しすることになります。今回の工程の佳境です。

ボスフリースプロケットを外すため、この工具を買いました。

外したスプロケはパーツクリーナーで綺麗に掃除。

バンドブレーキのドラムも外そうとしましたが、ドラム抜きの専用工具は高かったので、人柱でアストロプロダクツのこちらを買って試しました。

AP ラバーストラップレンチです。

写真のようにドラムにバンドを巻き付けて回してみると、

エクスプレスジュニア側のドラムは外すことが出来ました。
しかし人柱成功率は100%とはならず、もう一方のマルキンilmetown側のドラムはびくともしませんでした。
結局ドラムは外さず、両自転車ともにバンドブレーキで実測でドラムの寸法が同じだったので、ハブとともにドラムも交換して使うことにしました。

両自転車の後輪のスポークをばらし、2個のリアハブだけの状態にしました。
気になっていたエンド幅が大丈夫か確認のため、エクスプレスジュニアのハブをilmetownに試し合わせてみたら、ピッタリでした。

ホイール組は、次のサイト
ホイールの組み方
を参考に組みました。

振れ取り台はないのでリアエンドに装着した状態で調整。
振れ取り台はそのうち買わなきゃならないと思いました。

シフト関係

シフターについて、エクスプレスジュニアのグリップシフトは一度割れて交換済みなので、わりと新しく流用可能ですが、こちらを購入して交換しました。

リアディレイラーは、正爪なilmetownに対し、一般的にはこちら


を買うところなんでしょうが、
正爪用ディレイラーハンガーとCLARIS RD-2400-SSにしました。

正爪用ディレイラーハンガーにしたのでリアハブ軸のボルトに余裕がなくなってきたのと、重量をへらしたいので、リアキャリアと両足スタンドを取り外し、片足スタンドを購入してつけました。

アウターケーブル交換は常備品で対応。
チェーンは

こちらを購入して装着。
チェーンラインはどんな具合でしょうか。

うまくいってるようです。

フロント回り

ilmetown標準のスレッドステムに特に不具合や不満はありませんでしたが、ここまで色々パーツを探すうちに特価のステムが見つかったので、それを買って交換しました。
ハンドルバーは取り外していたLGS-SIX標準のハンドルバーに交換。
グリップは、LGS-SIXの後付け用として買ったが、その時のハンドルバーに合わないのか回転しやすく使ってなかったグリップに交換しました。このハンドルバーでは廻らずしっかりついてます。
ブレーキレバーは、エクスプレスジュニアから取り外したAPSEのアルミの方が、軽くて丈夫そうだったのでそちらを移植しました。
ブレーキアウター・インナーケーブル交換は常備品で対応。
呼び鈴は、LGS-SIX用に買いエクスプレスジュニアに移植した方位磁針付きのものを移植。
ダイナモライトはエクスプレスジュニア用に買ったPanasonic SKL095のほうが新しかったので、そちらを移植。 ダイナモライトレバーもilmetown標準のものが割れていたのでエクスプレスジュニアから移植しました。

完成!

交換箇所
購入 リアディレイラー+ハンガー・シフター・チェーン・クランクボルト・スレッドステム・片足スタンド
新品常備在庫対応 ブレーキアウターケーブル・ブレーキインナーケーブル・シフトアウターケーブル・ニップル
LGS-SIX標準から取り外したものに交換 ハンドルバー・クランクセット
エクスプレスジュニア標準からの移植 ブレーキレバー・ダイナモライトレバー・リアハブ・ボスフリースプロケット・ペダル
他自転車に後付けしたものを移植 グリップ・呼び鈴・ダイナモライト

以前取り外してとっておいたのに移植を断念した内装3段はすでに廃棄済みでした。最近は断捨離を心掛けていますので。
今回活かすことが出来たクランクセットとBBも当初は近日中に廃棄する予定でした。持ってて良かったです。
今回の改造では、中古部品や在庫を流用できた比率が高かったので、パーツ購入の費用は全部で7,820円でした。
一見お得ですが、これにはほかに工具に6,845円かかっているのを加えていません。
だって工具は次も使えるから資産だし…

ハブやボスフリースプロケなどいくつかのパーツを外したエクスプレスジュニアは、ilmetownのチェーンと、スペーサー代わりに余ってたハブ軸ナットをかましたilmetownのハブを移植したことで、とりあえずシングルで走れるようにはしました。しかし今後出番は激減しそうです。