会社のWEBサイトは10年ほど前から自分が担当してますが、2年前にModXというCMSを知ってからサイト製作の幅が広がりました。
サイトコンテンツのベースは10年間変わらず、MS Accessで作っている商品データベースです。
1年前には、CSVファイルをインポートすることで個別商品の詳細ページも手軽に作れるようになりました。
先日、WordPressを調べたところ、WordPressにもプラグインを仕込めば同様の機能が実現できることがわかりましたので、今回サイト全体をWordPressで構築しなおすことにしました。
これまでの会社サイトの変遷を表にすると、こんな感じです。
時期 | 使ったもの | サイトコンテンツの元ネタ | ページ構成 |
---|---|---|---|
10年前 | Dreamweaver+ txtファイルを読むCGI |
htmlを書いたtxtファイル | 商品一覧ページ |
2年前 | ModX+ txtファイルを読むスニペットincludeFile |
||
1年前 | ModX+ CSVファイルをインポートできるプラグインCsv2Doc |
CSVファイル | 商品一覧ページ+ 個別商品の詳細ページ |
今回 | WordPress+ CSVファイルをインポートできるプラグインCSV Importer |
既に同じ機能を果たせるModXから、あえて今回WordPressに移行した理由は、
- 使ってる人が多いからか、Web検索すると答えに行き当たりやすい
- カスタム出来る幅が少ないからか、テンプレートやプラグインの種類が豊富
という点から、何をカスタムしたのか他人から見てわかりやすいことです。
これは、いつ私以外の他人が担当になっても引き継ぎがスムーズになると思います。
実際、ModXでの構築は結構な期間がかかったはずなんですが、WordPressで同じ機能のサイトを立ち上げるにには、テストで1日、本構築で1日で済みました。
ModXでは実現するのに若干工夫が必要なRSS配信やPing送信、タグクラウドなどは、ブログなWordPressには元々備わってましたし。
iPhone対応もプラグインひとつで完了です。
一つだけ移行できなかった環境は、各個別商品詳細ページからメールフォームでお問い合わせするときに、どの商品なのかという情報をユーザーに入力させなくても送信メールに入れる、という点です。
これはこれまで届いたメール件数から考えるとドロップしても良い機能ですが、もうちょっと調べてみようかと思います。